【読んでみた】王妃になる予定でしたが、偽聖女の汚名を着せられたので逃亡したら、皇太子に溺愛されました。そちらもどうぞお幸せに。
王妃になる予定でしたが、偽聖女の汚名を着せられたので逃亡したら、皇太子に溺愛されました。そちらもどうぞお幸せに。
漫画:コロポテ
原作:糸加(ツギクル)
キャラクター原案:はま
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プロローグ
トゥルク王国の公爵令嬢エルヴィラは、聖女候補として、未来の王妃として、厳しい修業と教育を受け、聖女の証「乙女の百合」を咲かせた。
しかし婚約者であるアレキサンデル王は、突然エルヴィラに偽聖女の汚名を着せ、婚約を解消。
愛人のナタリアを新しい聖女とし、エルヴィラに補佐役を命じるという。
このままでは一生飼い殺しにされると判断したエルヴィラは出国を決意。
そんなエルヴィラに手を差し伸べたのは、隣国ゾマー帝国の皇太子ルードルフだった。
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ストーリー
ルードルフは以前からエルヴィラを慕っていたと告げ、エルヴィラを婚約者としてゾマー帝国に迎えたいと申し出る。
ルードルフの真摯さに打たれたエルヴィラはこの申し出を受け、ルードルフと共にゾマー帝国へと向かった。
一方、エルヴィラが去ったトゥルク王国では自然災害が頻発、アレキサンデルはナタリアとの結婚準備を進める一方で、エルヴィラを取り戻そうと画策する。
登場人物
Amazonのレビューでは主人公が魅力ないという意見多いですが、むしろ溺愛系にもかかわらず、相手役のルードルフの魅力が感じられないのが絶望的。
皇太子として政務や武術で優れた面を見られる場面もなく、性格も普通にいい人というだけで特長がない。
エルヴィラのことですぐ取り乱すシーンなどは最早コント。
目先の感情に振り回されてばかりで、とても未来の皇帝の器とは思えないんですが^^;
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今後の展開
アレキサンデル編は4巻で完結、5巻から別のエピソードが始まりますが、嫁ぎ先のゾマー帝国が無風すぎて、主人公が巻き込まれるエピソードが全部母国トゥルク王国がらみばかりというのもいただけない。
主人公も母国のことばかり気にかけて、ゾマー帝国皇太子妃となる自覚があるのかと。
アレキサンデル編までのストーリーは、テンプレもそれなりに楽しめましたが、5巻以降は読み続けるか、正直迷っています。
あまり深刻になりすぎない、コメディタッチの異世界ものが好きな方には楽しめると思います(なんだかんだ筆者も5巻までしっかり課金して読んじゃいましたし)。
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